日時:2016年3月23日 11:00~
場所:仙台天使園
児童養護施設「仙台天使園」の佐野園長と理事長が、近況報告会を致しました。
仙台天使園では、今年6名の子どもたちが高校へ進学が決まりました。このうち2名は県内の進学校に入学します。
この6名の子どもたちの中には、学校に行くことができずに園長先生方に夜な夜な勉強を教えてもらった子、自分の夢と希望を叶えるため両親の元に帰らないと強い心を持って受験した子、進学した6名それぞれの想いと物語があります。
高校生の3年間は子どもたちに負担なく学校生活を送れることができます。
しかし高校卒業後、進学を希望する子どもたちは、進学するための入学金や学費が必要となります。合格すれば、すぐに必要となる費用です。この費用はまだまだ行政からの支援が不足しており、進学を已む無く諦める子どもたちがいるのが現状です。
子どもたちの夢や希望はこの瞬間に断たれてしまうのです。
園長先生は、「3年後この6名の子どもたちが進学することを想定し、これから多額の自立支援金が必要となります。この進学するために必要な費用を準備することができなければ、子どもたちに進学を諦めさせなくてはならないという辛い決断をしなくてはならない。なんとかして3年間で費用を確保したい。」と話してくれました。
私たちの使命は、
ひとりでも多くの子どもたちの夢や希望を守るために、少しでも多くの自立支援金をつくることです。
心に傷を負った子、貧困から両親と離ればなれで暮らしている子たちが、将来に希望を持って笑顔で生きていけるようこれからも頑張って参りたいと思います。
佐野園長、お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。
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